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阪和電設社員の声

阪和電設には新卒からの生え抜きの社員、同業界からの転職者、まったく異業種からの転職者と様々な経歴の社員が在籍しています。 今まさに阪和電設株式会社で活躍している先輩社員に仕事内容や魅力、やりがいなどを語ってもらいました。

先輩社員インタビュー

 2019年9月入社 鉄道信号部2課 主任補

信号保安設備ではありませんが前職も鉄道の業界で、当社の顧客である大阪メトロ様とも関りがありました。入社後は大阪メトロの工事で作業員や現場代理人として、工事を担当しています。


・現在の仕事について教えてください。

 現在は大阪メトロの「4号線(中央線) 統合指令システム及びその他システム据付工事」の現場代理人で施工管理を行っております。

大阪メトロ中央線の指令所の統合(更新)に伴う駅設備の更新です。

また大阪港駅~夢洲駅で試験的に導入されるCBTCシステム(無線式列車制御システム)の据付工事も行います。

 主な業務は軌道上や機器室内の信号設備の据付、ケーブル布設、結線、試験などです。現場代理人の場合は施工管理(工程管理や現場監督)もあります。協力業者を調整して効率よく安全に作業を進めるのはプレッシャーもありますが、目標を達成した時の充実感も大きいです。


・この仕事ついて

 鉄道信号の工事は社会インフラの一翼を担う責任の重い仕事です。皆さんが何気なく利用している鉄道を影で支えている自負があり、やりがいのある仕事です。この業界に身を置く人間は皆がそう思っていると思います。

 前職も鉄道の業界でしたが工種は電気工事でした。作業に従事していると電気工事とは違う信号工事ならではの事があり戸惑うことが多いです。先輩方にアドバイスをもらいながら経験を積んでいます。 


・会社の雰囲気はどうですか?

鉄道信号は非常に奥が深く、身につけなければなないことが多いですが、アドバイスをくれたり、一緒に考えてくれる経験豊富な先輩たちがたくさんいて活気がある職場です。

作業中はミスが許されないので厳しいこともありますが、仲間意識があり、普段は明るい職場です。


・1日のスケジュールを教えてください。

     08:30 始業・現場移動

   09:30~12:00 ミーティング後作業開始

   12:00~13:00 昼休憩

   13:00~16:00 作業

       17:00 帰社・片付け・準備

   17:30 業務終了 退社

2013年入社 所属:交通信号部 主任補

 新入社員教育終了後、鉄道信号部に配属され、約1年間OJTで現場施工の基礎を教わりました。その後、交通信号部に配属になり、道路交通信号の設置・改修などの施工を担当しています。

・現在の仕事について教えてください。 
 交通信号工事の発注元は各自治体や警察本部が主です。殆どの工事が入札制で、営業部が落札した工事を私たち交通信号部が施工します。
必要に応じて道路を規制しなければならないこともあります。その際の警察への道路規制の事前申請や、近隣への工事の連絡や挨拶も私たちの仕事です。
交通信号工事は交差点での作業が主になります。信号機の取付け場所は、一から基礎を打設し信号機専用の鋼管柱やアーチ柱を新たに建柱して取り付けることもあれば、既設の柱を利用したり電柱や歩道橋など様々で、実際に柱に登ったりバケット車などの高所作業車を利用します。
建柱、路面復旧、電源ケーブルや信号用の制御ケーブルの敷設、機器の取り付け、配線作業、調整試験など、すべての作業が車両や歩行者、自転車等が往来する近くや真上やすぐ傍で行われますので、事故を起こさないのは当然ですが、道路規制を行っている場合は、渋滞を緩和するために一時規制を解除するなど、常に周囲に気を配る必要があります。
・この仕事ついて 
 私の父親が元々この会社の交通信号部で勤務していて、幼いころから父の仕事に憧れていたので、この会社に入社しました。
信号機の工事は、誤作動は絶対に許されません。
 小さなミスが大きな事故につながる可能性があるというプレッシャーは常に持ち続けながら施工、調整を行わなければなりません。施工完了後、最終検査ののち竣工、そして運用開始となりますが、自分たちが施工した信号機よって車両や通行人のみなさんの安全な通行が守られているのを見ると、大きな達成感と喜びの気持ちでいっぱいになります。
  
・会社の雰囲気はどうですか?
 限られた時間の中で、計画された作業を安全に配慮しながら正確にこなさなければならないので、作業中は先輩も上司もやはり厳しいです。特に不安全な行動をしたら、怒声が飛ぶことも。しかし、それは命にかかわることですので、当たり前のことだと思っています。怒られることで反省しますし二度と繰り返すまいと思います。
仕事が終われば、とにかく明るい職場で、雰囲気は非常に良いです。
良き上司や仲間に巡り合えて幸せです! 
・1日のスケジュールを教えてください。
8:00 出社 当日の作業内容の確認
8:30 工事現場へ出発
9:00 現場にて作業前ミーティング・KY活動後作業開始
12:00 昼食  休憩
13:00 作業開始
15:30 現場作業終了 
16:00 帰社 翌日の作業を確認し、必要な材料、工具を準備
16:30 書類作成
17:30 業務終了 退社

2014年4月入社 営業部 主任補

入社員研修後、鉄道信号部に配属され、近畿日本鉄道、大阪メトロ、京阪電気鉄道、神戸営業所に約2年の長期出張で神戸市交通局などの現場経験をへて、2022年に営業部に配属されました。

・現在の仕事について教えてください。
 現在は営業として、近畿日本鉄道様、京阪電気鉄動様など電鉄会社の他、西本電気テック様や近鉄電気エンジニアリング様などの元請け工事業者を担当しており、各電鉄の工事に必要な資格申請手続きや管理、担当客先との打合せや価格交渉、書類の作成・提出(見積書・請求書)等のほか、当社の現場担当者と受注した工事案件の施工内容などについての打合せを行っています。当社の営業の仕事は施工に関する知識がないと仕事になりませんので、営業部員は全員、現場で経験を積んだのち営業部に配属されています。
  

・この仕事ついて
 私がこの会社を選んだ理由は、電気関係の学校に通っていたため、電気工事にかかわる仕事につきたかったことと、景気に左右されない安定した仕事につきたかったことです。
 当社は信号保安設備の施工という公共性の高い仕事を行う会社であるとともに、業界でもめずらしい「信号保安設備専門」の施工会社です。
鉄道や自動車が走る限り、絶対に必要な仕事であり、そのニーズがなくなることはありません。
 現場の仕事は正直、楽な仕事ではありません。真夏の炎天下や真冬の夜勤作業など、厳しい環境での作業もあり、最初は体力的にきついかもしれません。しかし経験を積むうちに体力がつき、要領も覚えて効率よく作業できるようになるので、慣れれば心配はないと思います。それと夜勤はやればやるほど手当がつきますので、励みになりますね(笑)。
この仕事のやりがいはやはり自分が施工した信号設備が何十年と未来に形として残って、人々の安全を守り続けるという誇りです。街中で安全に運行している電車を見て喜ぶ子供達の姿を良く見かけます。子供を笑顔にできる仕事をしているのだと考えたら「今日もがんばるぞ!!」という気持ちになります。
 もうひとつは仕事をやり遂げたあとの達成感です。一作業員のころは工事責任者の指示で作業を行いますが、経験を積み責任者となると、自分が担当する工事全体を管理することになります。工事発注先との打ち合わせ、工程管理、関係各所との打ち合わせ、協力業者の手配など、その工事に関するあらゆることを自分で考えて計画し取り組みます。作業のミスは大きな事故になりかねません。作業員の安全面にも気を配りつつ、的確に指示を出し、限られた時間で効率よく正確に作業を行わなければならず、作業責任者としての手腕が常に試されます。そうした苦労を経て自分が担当した工事が無事竣工した時の達成感は、一作業員では味わえない、現場責任者ならではのやりがいであり、自分の成長を実感できる瞬間です。入社したらぜひ工事責任者や現場代理人の仕事を目指して頑張ってほしいと思います。
・会社の雰囲気はどうですか?       
 現場での仕事はミスが許されませんので、仕事中は皆、厳しいですね。
それは皆が仕事に対する責任感を持っているからであり、社会人として必要な事だと思います。
会社に戻り現場の事が終わるとみんな優しいです。このメリハリが大事だと思います。
相手の事を知りたい・自分の事を知ってもらいたいと思うなら、まずはコミュニケーションを取りましょう。
人間はみんな性格や価値観が違うので自分に合う人・合わない人居ると思います。
自分にとって話やすい人からでも構いません。気軽に相談しても、弊社の先輩はちゃんと話を聞いてくれ、とても頼りになります。



・1日のスケジュールを教えてください。
8:15   出社
8:30   客先及び現場と打合せ(メール・電話)、書類作成
10:00  客先に書類提出(メール・訪問)・工事打合せ
12:00  昼休憩
13:00  客先と工事打合せ(メール・電話・訪問)
15:00  事務処理、提出書類作成
17:00  客先及び現場と打合せ(メール・電話)
17:30  業務終了 退社

2019年入社 鉄道信号部2課 主任助士

 前職は家電量販店の販売員をしておりました。お客様と会話する機会が多かったため、コミュニケーション能力は高いと自負しています。その能力で上司・同僚・後輩・協力業者さんと楽しく仕事が出来るように日々心掛けています。
 電気や鉄道業界の知識もなく、全くの異業種からの転職です。何もわからない状態からのスタートですので、とにかく毎日が学びです。
  
・現在の仕事について教えてください。 
 私は主に地下鉄大阪メトロの工事に携わっており、夢洲駅新線工事の作業をしています。この工事は2025年大阪万博開催に向けての大阪メトロ中央線延伸工事のうちの信号保安設備工事です。このような全国的にも注目度が高い工事に関われて誇りに思います。今は一作業員として駅間ケーブルの敷設や機器箱取り付け・配線、転てつ機の据付、また、協力業者さんと共にトラフ敷設の為にバラス(砕石)掘りなどの力仕事も行っていますが、早く責任者として工事全体を見れるように成長したいと思っています。

・この仕事ついて
 前職では家電量販店で販売員として働いており鉄道とは無縁の仕事をしていましたが、20代の内に新しいことに挑戦しようと思い、電気工事業界へと入りました。
阪和電設は一般的な電気工事ではなく、鉄道・交通とインフラ設備に携わる特殊な電気工事業であり、私たちが取り付けた設備により毎日何万人もの電車を利用する人々を見ると、社会を動かす重要な歯車であると実感するとともに、安定したインフラ設備を日々提供しなければならないという責任感があります。

・会社の雰囲気はどうですか?
 他業種からの転職で鉄道のこと、電気のことなど全くわからない状態で入社しましたが、新入社員教育や1年ごとに5年未満の社員への実技を含めた会社の勉強会があり、一から教えていただける為、私でも理解し実践することが出来ました。
また、上司の方々もフレンドリーに接していただけるので、仕事でわからないことも相談しやすく、丁寧に教えていただける為楽しく仕事が出来ています。
・1日のスケジュールを教えてください。

8:15 出社
8:30 社用車へ道具・材料積み込み
8:50 現場へ出発
9:45 現場に到着、ミーティング
10:00 作業開始
12:00 昼食
13:00 作業再開
16:00 作業終了
17:00 帰社、道具片付け
17:20 日報作成
17:30 業務終了、夜勤まで休憩

2018年入社 所属 鉄道信号部  主任助士

新入社員研修ののち、鉄道信号部2課に配属されました。

・現在の仕事について教えてください。
 鉄道信号部2課は、近畿日本鉄道以外の関西の私鉄および公営鉄道が顧客となります。入社以来、大阪メトロ(大阪市高速電機軌道)、阪急電鉄、南海電鉄、京阪電気鉄道と多くの鉄道会社で経験を積ませていただきました。現在は、京阪電鉄にて信号保安設備の施工を行っております。 

・この仕事について
この仕事を選んだ理由
 私は電気関係の学校に通っていました。電気通信関係のアルバイトを行っていた経験から、漠然と電気関係の仕事に就きたいと考えておりました。仕事を探す中で、交通インフラを支える信号保安設備の施工のプロフェッショナル「信号技術者」という職種に興味を持ち、この仕事を選びました。

 信号保安設備施工の仕事は、信号機柱の建柱など土木建築のような作業から、機器の配線、調整といった電気工事的な作業まで守備範囲が非常に広いうえ、信号設備特有の技術や知識も必要ですので、日々学ぶことの連続で苦労はあります。その分得た知識や技術、経験によって、出来ることの幅が広がるので、自分の「信号技術者」としての成長を実感することができます。
工事が完成した時は言いようのない感動を覚えます。
実際に運行しているところを目にするたびに、達成感を感じ、次への向上心に繋がります。

・会社の雰囲気はどうですか。
 私たちの仕事では一つのミスが人命にかかわる恐れがあるため、現場では皆真剣に仕事に向き合い、時には厳しく指導されることもあります。その一方で、現場から一歩出ると非常に和気あいあいとした雰囲気で、とても居心地のいい職場です。

・1日のスケジュールを教えてください。(夜間勤務)

22:00 出社
22:20 夜間作業準備 積み込み
23:00 現場に出発
24:00 作業前ミーティング
  1:00 作業開始
  2:30 現場確認試験
  4:00 作業後ミーティング
  5:00 帰社・片付け・翌日の準備
  6:00 退社

〒545-0005 大阪府大阪市阿倍野区三明町1-2-8
TEL.06-6628-0101
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